Q&A よくある質問

家づくりについて

換気システムの違いで健康被害も?賢く選んで健康に過ごすコツとは?

人生で最も摂取しているのは「食べ物」でも「飲み物」でもなく「空気」です。
一般的に、人は1日に食べ物1.4kg・飲み物を約1.2kg摂取しています
一方、呼吸する空気の量は、驚きの約18.5㎏!飲食物の10倍以上の量を呼吸で体内に取り込んでいます。

特に自宅での空気摂取量は1日のうちで一番多くなりますので適切な換気で新鮮な空気を室内に取り込むことが重要になります。
逆に換気が不十分だと健康にも影響を及ぼすと言われます。

・換気不足が与える健康被害
①ハウスダストの原因、カビ・ダニが発生!
換気が不十分だと湿気による結露により、カビ・ダニが発生しアレルギーの原因になります。
湿気による結露は、窓ガラスをびっしょりぬらすだけではなく、壁や押入れにも発生し、カビやダニの温床になります。
また、結露は建材の劣化を招き、住宅の寿命を縮めることにも繋がります。
『湿気は50%ぐらいに保つことで、カビは防げるといわれています。』
②室内の「CO2」が上昇!
空気中のCO2が多くなると、酸素濃度が低下し、集中力や記憶力が衰えてしまいます。
居室の二酸化炭素含有率の基準は1000ppm以下となっていますが
閉切った部屋でのCO2濃度はなんと3,000ppm※を超えることもあるそうです!
※3,000ppmとは:建築基準法上の許容水準の約3倍、標準大気の約10倍のCO2濃度です。
③自然換気は有害物質を取り込んでしまう!
自然換気に任せると外気中の花粉やPM2.5など、有害物質を室内に取り込んでしまう原因となります。
また、風の強い時は換気量が極端に多くなり、冷暖房した空気を外部へ流す事になり、エネルギーロスが多くなります。
環境性能で、病気の発症率も変わると言われてます!
換気は健康や快適性に直結する重要な要素と言えるでしょう。

・換気の種類
換気には具体的にどの様な種類があるのでしょう?
第1種 給気側も排気側も両方とも機械(ファン)を用いた方法。
第2種 給気側だけ機械を使い、排気側は排気口だけを設けて自然にまかせる方法。
第3種 給気側は給気口だけを設けて自然にまかせ、排気側に機械を設置する方法。
第4種 給気側、排気側の両方とも機械を設けず、給気口と排気口の取り付け位置などを工夫して温度差や気圧差等で換気する方法。

以上の4種類のうち、一般的に住宅で採用されているのは「第1種」と「第3種」です。
第2種や第4種は特殊な換気システムとなりますので、今回は住宅用の第1種と第3種について詳しく見ていきましょう。
第1種換気
給気側も排気側も両方ともファンを取り付け、強制的に換気する方法です。
給気も排気も機械で行いますから正確に換気をコントロールすることができます。
熱交換装置を組み込む場合が多く、暖冷房時期に換気によりロスするエネルギーを回収することが可能なので、住宅の省エネ性が向上します。
デメリットを上げるなら他の換気方式より複雑になるため、コストが高くなってしまう事です。
第3種換気
排気側だけファンを取り付け、給気側は「給気口」と呼ばれるフィルター付きの穴を設けて換気する方法です。
排気を機械で強制的に行います。もっとも一般的に行われている方式です。
給気口はフィルターが付いたただの開口で、排気を機械で強制的に行う方式です。
風の強い日や上下階の温度差がある場合は換気性能が左右されます。
システムの価格が第1種換気よりも安価で取り入れやすいですが
屋外より屋内の方が気圧が低い負圧状態になります。
負圧状態に加え、フィルターもついていないので花粉やホコリがドンドン家に入ってしまいます。
当然暖冷房の効率も落ちてしまいます。
自然換気
窓やドアなど開口部を開放して行う換気方法です。換気量は気象条件により大きく影響を受けるため、計画的に換気したり、適切な換気量を確保したりすることはできません。

・結局どっちがいいの?
第1種換気と第3種換気を色々な観点で比べてみましょう。
【価格】
第3種換気の方が安価です。ただし、第1種換気で全熱交換型の場合、冷暖房の負担を抑えられるので、
冷暖房費も併せて考慮すると、ランニングコストは断然「第1種換気+全熱交換」の方が有利です。
【快適性】
「第1種換気+全熱交換」のシステムであれば、家中の温度差がほとんどなく、まさに快適です。
第3種は花粉やほこりが入るうえに冷暖房効率が落ちてしまいます。
【メンテナンス性】
システムが単純なのは第3種換気です。
ただ、第1種換気の多くはフィルターが1ケ所だけですが、
第3種換気は何か所にも分散されているので、日頃のお手入れは第一種換気の方が楽です。
それぞれのメリットとデメリットを考慮して、自分たちにあった換気はどれか?
決定するのが良いでしょう。

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