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コラム
  • 高断熱・高気密
2020.01.10

注文住宅で「暖かい家」をつくる「3つの条件」とは?

皆様こんにちは🙋‍♀️

今年は【暖冬】で日中は暖かい日も多いですが

朝晩はやはり冷え込みますね~💦

特にこの時期「賃貸はすごく寒い・・」「冬は結露が大変!」

という声もよく聞きます。



住宅において、少し前までは「耐震性能」にこだわる方が多かったそうですが

最近の家づくりのテーマは「高気密・高断熱住宅」「省エネ住宅」が多いようです!



省エネルギー性の高い家を作れば、初期コストはかかっても

ランニングコストである光熱費の削減に繋がり、生涯のトータルコストは逆に下がります。🏠

また、家が冬暖かく(夏涼しい)という事は住む人の健康や快適性にも大きくかかわってきます。

となればせっかく新しい家を建てるなら「冬暖かい家」は必須条件ではないでしょうか❓

そこで今回はお家の気密・断熱性能にこだわった

「暖かい家」をつくる3つの条件✔を見ていきましょう!

「暖かい家」をつくる3つの条件

その1、窓枠は樹脂サッシにする

住まいの中で最も熱が逃げやすい場所は、「窓」・「ドア」などの開口部なんです!!🙄

夏の冷房中に入ってくる熱の割合は73%、冬の暖房の熱が逃げる割合は58%となります。
窓・ドアを高性能化することが、快適な室内環境の近道なんですね~💭

逆にアルミでできたサッシを使うことは、

熱を伝えやすくしてしまうので、暖かい家づくりを観点に考えた時には「欠点」になります。💦

アルミサッシよりも樹脂サッシのほうが熱を伝えにくい材質なので、温度が下がりにくく、「結露」しにくいという訳なんですね。

ちなみに、「サッシ」というのは、日本の窓メーカーが編み出した造語だそうです👍



その2、換気システムは「第一種換気システム」にする

家の換気は、室内の汚れた空気と外の新鮮な空気を入れ替えることです🎈✨

家にはどんなに頑張っても隙間が生まれてしまいます。

その隙間から、空気が出入りしてしまうので、できるだけ本来の換気システムの働きをしてもらうためには隙間を無くすことが重要となります。

U‐smart の高性能な第一種換気システムでは、空気の入れ替えの他、温度・湿度の回収交換も行っています。



室外0℃で、室内20℃の時に、温度交換効率0%の換気システムだと、せっかく20℃に温まった部屋を0℃の空気を入れて、冷やしてしまいます⛄⛄

これだと寒い上、光熱費のロスにもつながります。

温度交換効率90%のシステムだと、室温20℃に近い18℃に熱交換して綺麗な外気を取り込んでくれるのです。冷たい外気が入りにくく、光熱費のロスも最小限に押さえることができます✨

常に冷気を取り込まないので、暖かい家になります。夏場もしかりです。



その3、構造は木造を選択

木は鉄の300倍以上、コンクリートの10倍以上の熱の伝わりにくさを持っています。👌

熱伝導率の低い、木造を選択することが、家全体を暖かくすることに繋がります。

例えば料理する際のフライパンやお鍋の持ち手が、鉄だったら怖くて触れないですよね💦

逆に真冬の公園にあるベンチが鉄製だったら冷たくて座れる気がしないです。。。

それだけ鉄は熱を伝える特徴を持っています!

外からの影響をどれだけ受けにくくする構造になっているかで、暖かく涼しい快適な家が出来るということですね。



いかがでしたでしょうか?



部屋によって生まれる温度差は、とっても危険です。

温度差に体が耐えられず、心筋梗塞などの心疾患を引き起こす「ヒートショック」の原因となるからです。

命を守る上で、適切に断熱された住宅が必要不可欠なことが納得できます。



ほとんどの新築住宅は、程度の差はありますが、断熱が施されています。

しかし重要なのはどのような断熱工事を行うかです❗



断熱と聞くと「省エネ」つまり高熱費が節約できることに目がいきがちですが、

本当に大切な事は適切な断熱工事がなされた家は、子供たちと将来の自分の健康と命を守る家だということです🏠👨‍👨‍👧‍👦

一生に一度の家づくり。✨

皆様の大切なお家づくりの参考になれば幸いです。



最後まで読んで下さり、ありがとうございました👏